彼の名前は、蘭 強(あららぎ つよし)。
らいげき予備校に通う浪人生だ。

秋のお彼岸に親戚で集合するのだが、
彼はあまり気が進まなかった。

それは夏のお盆休みに親戚が集まったときのことだ。
「あららぎ兄ちゃん。宿題教えてよ。」
そう言って、つよしの傍にやってきたのはティエルノに
雰囲気が似ている甥の三取男(みとお)だ。

「数学なんだけどさ。√2は、一夜一夜に人見ごろ のごろ合わせで
覚えてたけど、√3と√5を忘れちゃったんだ。つよし兄ちゃん教えてよ。」
「えーっと・・確か・・√3は 人並みにオニゴオリ だな。」
「えっ!オニゴオリ! ポケモン入ってんの!」
「そうそう。」
「・・・・」
「それから、√5は何か壮大なイメージだったなぁ。」
「壮大?」
「そうだ。富士山麓に王貞治 だ。」

また三取男が宿題教わりに来たらどうしよう と
アイスまんじゅうを食べながら、悩む つよしであった。

彼の名前は、蘭 強(あららぎ つよし)。
らいげき予備校に通う浪人生だ。

夏になると彼の胸を締め付けるある思い出がよみがえる。
彼が伝説と化したある事件を。

高校三年の夏。
体育教師のナゲキ(体型がナゲキ似で、柔道部の顧問だったのでついたあだ名)の
水泳の授業だった。

ナゲキは言った。
「いいかよく聞け!泳いでいる時に溺れない為にも、手首や足首、
そして自分の首など、首という名の付く場所はしっかりと回しておけ!」

つよしはすかさず返答する。
「先生!もちろん乳首も回すんですよね?」

ここまでは、教師をからかい笑いを取るという
どこの学校でもある、いつもの風景だった。

しかし、不幸な事に、つよしはその授業中に足がつって溺れかけてしまった。


「1組のあららぎは、水泳の授業中に乳首がつって溺れたらしい。」

翌日からこんな噂が、まことしやかに広がり
つよしは一躍、学校の伝説となった。


伝説と言えば、伝説ポケモン。オゾンクライマックスって
強そうで、いいネーミングだったよなぁ と
アイスまんじゅうを食べながら、昔を懐かしむ つよしであった。
彼の名前は、蘭 強(あららぎ つよし)。
らいげき予備校に通う浪人生だ。

つよしはポケモンカードが大好きであり、
特にこだわりをもっているのがイラストである。

デッキ内の同じポケモンのカードはSRやURを始め、
キラやノンキラ、プロモなど出来る限り
イラスト違いにこだわった。
エネルギーは古いカードも集めて、
必ずイラスト違いにしていた。

そのイラスト違いへのこだわりが最初に発揮されたのが
小学生の頃だった。

小学校で先生から「ベルマークを集めて持ってくるように」
と言われたつよしは、みんなと同じイラストのマークを
集めることに抵抗があった。
イラスト違いにこだわったのだ。

「俺のベルマークはみんなとは違う。イラスト違いなんだぜ。」
と高らかに言い放って、集めたベルマークを先生に提出した。
その顔は晴れやかなものだった。

しかし、つよしの集めたベルマークは
全く役に立たなかった。

なぜなら、つよしが提出したのは
カネボウ のマークだったからだ。

「若気の至り」と「わき毛のひだり」は何となく似てるなぁ
と昔を懐かしむ つよしであった。

記者「メガルカリオさん。ライジングフィストの発売と
   闘ポケモンの優遇獲得。どちらもおめでとうございます。」

Mルカリオ「ありがとうございます。
      これも闘ポケモンを応援して下さった皆さんと
      闘ポケ連合会の地道な活動の成果でしょう。」

記「ところで、おめでたい話の一方で、
  ”Mゲンガー、Mサーナイト、Mミュウツーが登場するための布石だ”
  とか
  ”超ポケ優遇のまでのつなぎ。いや露払いだ”
  とかの噂が流れているようですが、その辺りはどうですか?」

ル「嫌だなぁ、みなさん。そんなデマに踊らされないで下さいよ。
  あぁ。そういえば、
  あの例のメールが皆さんにも届いているんじゃないですか?
  MゲンガーやMミュウツーはカード化されないって内容のやつ。
  あの情報はかなり信憑性が高いと私は思いますけどね。」

記「はい。確かに届いてますね。多くの人たちに配信されたようなので。
  でも、あのメール 実は闘ポケ連合会の自作自演だって話が出ていますが。」

ル「え?
  そんな事ある訳ないじゃないですか。あのメールが配信された時間は
  闘ポケ連合会がライジングフィストの発売イベントをしていた時ですよ。
  物理的に無理に決まってるじゃないですか。」

記「でも、イベントの前日に闘ポケ連合幹部のダグトリオさんが
  あなをほる を使って河原に携帯のようなものを埋めていたという
  目撃情報があって、今その携帯を調査しているとのことですよ。」

ル「・・・・・」

記「ちょっと、Mルカリオさん。どこ行くんですか?待って下さいよ~。」



ライジングフィストは6/14(土)発売です!

彼の名前は、蘭 強(あららぎ つよし)。
らいげき予備校に通う浪人生だ。

つよしが今から受ける講義は数学であった。
講師はゼクロム。
勿論、つよしが勝手に付けたあだ名である。
この講師は頻繁に怒るので、逆鱗が沢山あるのだという事と、
予備校の名前がらいげきなので、
その二つから、ゼクロムというあだ名が出来上がった。

今日のゼクロムの数学の講義は証明問題だった。
つよしにとって、証明問題の講義はまるで、演説を聞いている様でボーッとしてしまう。
更に、午後一の講義ということで、昼に食べた生姜焼き定食がいい具合に
血糖値を上げてくれて、つよしの眠気を引き起こす。
更に更に、つよしは昨晩、夜遅くまでポケカで遊んでいたのだ。
この三つの要素がトリプルドローの様につよしの元にやってきて、
遠隔催眠を引き起こして、彼を遠い世界へ誘っていく・・・・


「つよし!つよしっ!!」
呼ばれながら体を突かれる感覚で、つよしは我に返った。
目を開けると、隣の席にいる友人の殿戸(でんと)が
必死になって、前を見ろとジェスチャーで訴えていた。
つよしが前を見ると、ゼクロムが鬼の様な形相でつよしを睨んでいる。

「おい、あららぎぃ。さっきから仮定は何だと訊いてるんだ!
 仮定だよ仮定! 仮定は何だ? 答えろっ!」

「家庭は中流です。」



予備校からの帰り、アイスまんじゅうを食べながら
明日こそは逆鱗に触れないようにしようと誓う
つよしであった。

まだデビュー前なのに

まるで親友を見つけたかの様に

やたらとからんでくる

ヒードランEX
「お勧めは?」

「これからの季節に夏塩ハイ(サマーソルトハイ)がお勧めです。
 とってもリーズナブルで、ベースで100です。」

(リーズナブルで100!? 高いな。でもまあ何とかなるか)
「じゃそれで。」

「夏塩ハイ承りました。ところでお客さん。これにはオプションで
 ”力蜂巻き”って言う美味しい巻物が付いているので、120になります。」

(120! でもまだ大丈夫か。)
「それって美味しいんだろうね。」

「もちろんですよ。お客さん!しかもこれだけじゃないですよ。
 更に”拳闘錠”って言う疲れに良く効く錠剤も出すので140になります。」

「・・・・」

「更に更に”さーた・あんだ・ぎー”に良く似た、”すとろん・ぐえねる・ぎー”って言う
 お菓子が3つも付いているので、合計で200になります。
 さあ耳揃えて払ってもらいましょうか!」

ぼったくり じゃなかった 付随してくるオプションには気をつけましょう。
 
別府でドロン
くわ「ポケカお悩み相談のコーナーです。
先生には"金が無いなら俺を呼べ"の暗黒寺さんに来てもらいました。」
(このコーナーって、本当に金無いんだな。)

暗黒「秀念。秀念は何処じゃ。」

くわ「はいはい。では早速おハガキを紹介します。
PN プラズマ団のゴワッパーさん です。
(ゴワッパーって知ってる奴ほとんど居ないだろ。)

”先日、別府でドロンと書かれたポスターを見ました。
ドロンと言えば、なぐってドロン が真っ先に思い浮かぶ僕は、
かなりポケカに侵食されてますか? もう末期でしょうか? ”
とのことです。
暗黒寺さん。どうですか?」

暗黒「末期ではない。マッキーじゃ!」

くわ「マッキー?」

暗黒「♪ もう古斑があるなんて~ 言わないよぜったい~♪」

くわ「あんた。歌いたかっただけだろ!」

く「デッキに名前を付けよう!のコーナーがやってきました。
  今日のゲストは”悪デッキの名前を付けるなら俺に任せろ”の暗黒寺さんです。」

暗「これ一休。これは水アメではないぞ。毒なのじゃ。食べたら死んでしまうぞ。
  ん。そこにいるのは新右衛門ではないか。」

く「ハイハイ。あなたは安国寺とはまったく関係ないですからね。
それに私は新右衛門ではないですよ。
  それでは早速お葉書の紹介です。
  PN プラズマ団のこわっぱ さんです。
  ”僕はダークライとアブソルとヤミラミが入ったデッキを愛用しています。
  ネット上ではアブダークヤミラミと呼んでいるようですが、
  もっと短くて強くてカッコいい名前にしたいです。ぜひ名前を付けて下さい。”
  とのことです。暗黒寺さんどうですか?」

暗「悪デッキじゃな。任せておけ。アブソルのア。ヤミラミのヤ。ダークライのダーク。
  三つを取って、”アヤダク”じゃ。どうじゃ。」

く「安易すぎでしょ。それに、あややが沢山いるようで、強くなさそうですよね。」

暗「あやや とは誰じゃ?」

く「説明すると長くなるのでいいです。ジェネレーションギャップです。」

暗「まったく、新右衛門は気が短いのう。将軍様に嫌われるぞ。」

く「だから新右衛門じゃないって。もっといい名前をお願いしますよ。」

暗「頭文字だけで考えるからアイデアが広がらんのじゃ。ヤミラミのラミ。ダークライのライ。
  後ろの文字を考えて入れるのじゃ。」

く「おっ。たまには、まともなことを言いますね。それで名前は?」

暗「”アブラミ”じゃ。」

く「・・・。一気にベタベタ、ギトギトなデッキになりましたね。ちゃんと考えて下さいよ。」

暗「チッ。じゃあ、”南無阿弥”」

く「じゃあって何だよ。南無阿弥って似てるの音だけじゃん。ポケモン消えちゃったよ。
  特にダークライは南無阿弥の前から消えちゃったよ。」

暗「そうかー。こりゃ一本取られたな。お詫びの印にこの水アメをどうぞ。」

く「いいんですか。いただきます。」

暗「あとダークライを入れればいいんじゃな。」

く「そうそうダークライ。ゴフッ。これ毒じゃん・・・・」ガクッ

暗「なんまいダー。」

く「プラズマ団のこわっぱさん。というわけで、名前は”なんまいダー”に決定だ。」



その夜。番組宛てのクレームの電話が鳴りやまなかったそうな。


D「どこいくの?ドアー」

D「行き先は、扉を開けるまで分からないよ。」

N「丁重にお断りします。」
う〜んマンダム。

ではなく、ランダムレシーバーの話です。
タイトルはなんとなく音が似てたので。
それだけです。深い意味はありません。
浅い意味もないけれど。

で、中身は
「そんなのみんな知ってるよ。」(10代男性)
「信じられない。今頃気付いたの。」(20代女性)
といった内容で、
リオデジャネイロがブラジルの首都でないことに今更気付いたの?
と同じレベルです。

故に誤ってここに来てしまった方は、
お気に入り日記の更新から他への移動をお勧めします。


で、何だっけ?
そうそうランダムレシーバーの話です。
今迄あまり使ったことがありません。
①相手にデッキの中身を見せるディスアド感。
②確実に欲しいサポが引ける訳ではない不確実さ。
以上が理由です。
ところが、ある方との対戦中に気付かされたのです。
サポの種類を絞れば②の不確実さはかなり解消されるのでは!
「やだよ〜やだよ〜サポーターはNとアララギしか使いたくないよ〜。」
というデッキなら、かなり有効ですよね。

実に面白い。
早速やってみよう。

えーと。手札が、アララギ2、ランレシ1、エネ2、ポケモン2
(シャッフル不足だな)
でもここでマンダムフレーバー使えば、
4/6の高確率で欲しいNが引ける。
いけっ!

一枚目

アララギ!!
チーン


子どもの宿題を見ていると
オーストラリアで多く産出されるものでオパールとあった。
オパールかぁ。オパールと言えば、
リボンの騎士の愛馬がそんな名前だったなぁ。
あれ?リボンの騎士の名前なんだっけ?
悪い奴とお付きの奴がいたよなぁ?
名前が・・・・出てこない!
もうこうなるとダメ。
とにかく必死に思い出す。
すぐに調べればいいことなんだろう
けど、すぐに調べると記憶が定着しない気がする。勝手な思い込みなんだろうけど。
結果は以下。























サファイア
ジュラルミン大公
ナイロン卿

サファイアはなんとか頭の奥から引き出せたから良し。残り二つはダメだったけど。

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